もじゃフラワーの、優しさの☆ロックンロール

おしゃれだからとかもてそうだからとかそんな生半可な気持ちでやってたらこんな大変なことになってないです。

目にうつるすべてのことはメッセージか。(この物語はフィクションです。)

「俺、今、あの看板の字もこの道の三角コーンとかにも、全部意味があるように思えてならねえ!」と、かのセックスフレンドは池袋の街を歩きながら言った。
荒井由美の、「やさしさに包まれたなら」の歌詞に、『目に映る全てのことはメッセージ』とあるが、これは、精神世界では実際のことらしい。やさしさに包まれればの話であるが…。
当時不二家のエクレアのCMのために作られたこの曲は、当時のCMでは、『全てのものは、君のもの』という歌詞だったらしいが、レコードでは、『全てのことはメッセージ』に変わっているらしい。
全てのことはメッセージなのかどうか、今の私にはわからない。目に映る、『紳士服の青山』の看板の文字がなんのメッセージ性を持っているとか、今左手にある『おてもと』の文字が何を意味するかなどと、とてもわからないが、例えば井上陽水は、歌詞をつくるときにメロディが余った箇所を、目の前にある物の名前で埋めたりするらしい。
すべてのことに意味があるような無いような世界で、今日出会った言葉は、爽快な混沌であった。それはああしなければならないとか、こうしなければならないというところからちょっと離れた、やさしさであった。
やさしさに包まれたなら…。